包茎手術の方法による傷の違い

美容外科的包茎手術

美容外科的包茎手術とは、美容外科的な技術を駆使して行う包茎手術の方法です。傷が綺麗になるために、美容面が気になるという方にお勧めの方法です。

包茎手術の方法

包茎手術を検討する際に傷跡が最も気になるという方は多いのではないでしょうか。手術をする以上、傷跡はゼロには出来ませんが、最適な手術方法を選択することによりで傷跡を目立たなくすることが出来ます。

環状切開による包茎手術

環状切開法とは、余っている包皮を環状に切除する包茎手術の方法です。包皮の内側部分である内板と、外に出ている部分である外板を縫合します。色素の境目の部分を縫い合わせるために、切除の部位を誤ると、内板と外板の濃淡がはっきりして、傷跡が目立つツートンカラーになるために注意が必要になります。

クランプ法による包茎手術

クランプ法とは、包茎の余った皮膚を切除する特殊な器具を用いて包茎手術を行う方法です。この器具は、経験の少ない医師でも手術ができるように開発されたものです。包皮は前後、上下で厚みや長さが違うために、単純に切除するだけでは綺麗には仕上がりません。また、期間を経て傷が盛り上がってくるというデメリットがあるために、現在、包茎の専門クリックでは使用するところはほとんどありません。

背面切開

背面切開法とは、包皮を切り取らずに、狭くなっている部分に切り込みを入れることにより、包皮を広げる包茎手術の方法です。包皮に切り込みを入れるので、ペニスの皮が下に移動してダブついてしまい、見かけが良くないという欠点があります。

切らない包茎手術

医療用の接着剤や糸などで陰茎の付け根の部分に手繰り寄せる方法です。接着剤や糸は将来的に取れてしまう可能性が高く、だぶついた皮膚の間に垢などのカスが溜り炎症を引き起こす欠点があります。

包茎手術のリスクやデメリット

包茎手術後、陰茎や亀頭が腫れる可能性があります。軽い腫れであれば問題ないことが多いですが、激しい腫れがある場合、再来していただき、処置を要することがあります。